MDS闘病記

骨髄異形成症候群(白血病みたいなの)にかかった歯学生が日常を綴ります。目的は①自身の体験の記録。②同じような病気の人たちの支えになること。

11/25(日)day26 心も体も疲弊

11/19(月)day20

日中も喉が痛い。後退しているくらいだ。治癒の課程がよくわからなくなってきた。


11/20(火)day21

体調は横ばい。

やる気があって成長している人、やる気があるけどなかなか成長できない人、やる気がなくても成長できる人、やる気がなくて成長もできない人、色々いる。

顧客はそれをよく感じ取る。人のふり見て我がふり直せ。


11/21(水)day22

体調は横ばい。顕微鏡像で白血球が確認できたらしい。あとはこれが増えてくれれば生着となる。顕微鏡でみつからなかったら骨髄穿刺(別名マルク、痛い)をされていたので、ギリギリ回避できてよかったのか、悪かったのか。


11/22(木)day23

舌の裏は痛い。が、歯を磨けるようになった。一歩前進。


①月曜になっても白血球が100なら、一度検査してみます。悪いことが起こってたら嫌なので。
②白血球100だけど、臍帯血移植ならこの時期にこの数字はよくあること。心配はしてないけど、月曜になっても100なら一度検査してみます。
①と②で患者はどのように違う感じ方をするでしょうか。良いリーダーは楽観的に未来をみて、現実的に政策を実行するという言葉が思い起こされる。
診療は複数の医師看護師のチームで成り立っているのだとつくづく感じる。
ふと歯科にもその考えが必要だと感じた。その方が患者は安心。


11/23(金)day24

夜中は2時間に一回は起きてしまうが、ある程度は寝られた。


11/24(土)day25

夜中30分に一回起きては、痛み止めの麻薬を早送りする。あまり効かない。慣れてきたのかもしれないので、麻薬をフェンタニルからオキシコドンに変更。

友人とのささいな言い合いで涙が出るほど精神が疲弊している。

痛い、寝れない、寝不足、疲れなどがあるときは自分に余裕がない。余裕がないときに余裕がない他人の辛さを理解してあげることはできない。きっと友人も辛さを抱えているのに。


11/25(日)day26

白血球が上がっていない。明日の骨髄穿刺検査が決定。舌の裏と喉が痛い。アセリオとロピオンで1時間、オキシコドン早送りで30分痛みを紛らわすことはできる。