MDS闘病記

骨髄異形成症候群(白血病みたいなの)にかかった歯学生が日常を綴ります。目的は①自身の体験の記録。②同じような病気の人たちの支えになること。

3/2(金)day100

3/1(木)day99 昼サンドリア 夜カレー、サラダ

3/2(金)day100 移植後100日おめでとう。しかし寝れない。

今日は体がかゆい。顔がいいと体がかゆい。体がいいと顔がかゆいゾルピデムとアレグラ飲んでも寝れない。寝れないけどまぁ幸せだと思おう。

かゆいときにかける指がある。腕が動く。最悪だった状態から比べたら、よっぽど楽。


★寝れずにいる。ふと頭に手をやってポンポン撫でた。昔、おじいちゃんに褒められた時、こんなタイミングでポンポンポンと撫でられたのを思い出した。おじいちゃんを思い出すのは何年ぶりだろう。どんな声だったかな。おじいちゃんなら今のおれにどんな言葉をかけるだろう。きっと、「よく頑張ったね。怖くないかい」と聞く。僕は「怖い」と答える。涙が出てくる。「生きるのが怖い。また病気になるんじゃないかと、怖い。死ぬのも怖い。試験に落ちてるんじゃないかと、怖い。延滞しているレポートも怖い。いつどんな症状が出てくるのかと、怖い」最近人への当たりが強いのは、いつも何かに怯えているからかもしれない。これだけの病気を克服できそうなんだから、自分はきっといつも何かに守られているはず。みんなそれぞれ見えない辛さを抱えているのだから、もっと人に優しくせねば。